山形のエリア別にローコスト住宅の施工を手がけている工務店・ハウスメーカーをまとめています。家を建てたいエリアにどんな会社があるのか、ぜひチェックしてみてくださいね。
山形県は中央を南北に延びる山岳地帯によって、沿岸部である庄内地方と内陸部である最上・村山・置賜地方の4つの地域に分類されます。農業も盛んで、米やそば・米沢牛・さくらんぼ・ラフランスなどが特産となっています。
山形市内でローコスト住宅が建てられる
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米沢市内でローコスト住宅が建てられる
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山形県は県の中央部を奥羽山脈や出羽丘陵といった南北に伸びる山岳地帯によって、日本海に面した沿岸部と内陸部に大別されています。沿岸部である庄内地方は海洋性気候で「多雨・多湿」という特徴を持ち、また冬には北西の季節風が強く吹くことからふぶくこともあります。
これに対して山向こうとなる内陸部は盆地的気候で、昼夜の気温差もそうですが夏冬の気温差も大きく、特に山間部は豪雪地帯となっています。そして山形県で特徴的と言えるのが、内陸部もさらに「最上」「村山」「置賜」の3つの地域に分かれており、それぞれで気候が違うという点です。
山形市を中心とする村山地域は、内陸部は他の地域に比べ雨・雪共に少なめですが、月山に近い北部は豪雪地帯です。そして夏は盆地のためとにかく暑く、連日の猛暑日も珍しくないのですが、朝は気温が下がるなど昼夜での温度差が大きいのも特徴と言えます。
そして米沢市を中心とする置賜地域は穏やかな気候ですが、山間部は県内でも一、二を争う豪雪地域です。さらに盆地気候の特徴通り、夏の暑さと冬の寒さが特徴となっています。そのため、この地域で家を建てる際にまず欠かせない建設条件となるのが、「寒さ対策」と「気温差への対策」です。
季節だけでなく1日の中でも気温差が大きいため、家の中で快適に過ごすためには高気密・高断熱の住環境が不可欠です。将来のことも考えれば、環境にも配慮したエコ住宅の工法も視野に入れるなど、こだわりたい重要ポイントが多々あります。設計段階で予算を考えて妥協した結果、家の中があまり快適ではない……なんて失敗をしないよう、重要なポイントは抑えていきましょう。