島根県のエリア別にローコスト住宅の施工を手がけている工務店・ハウスメーカーをまとめています。家を建てたいエリアにどんな会社があるのか、ぜひチェックしてみてくださいね。
島根県の県庁所在地は松江市で、8市10町1村で構成されています。人気が高いのは松江市ですが、出雲市・安来市・浜田市・江津市も住みやすい街として注目されています。
また、県土の約8割を林野が占めるなど山林資源が豊富な事からも、農業や水産業、建設業、製造業などが発達しています。山陰自動車道の整備からも、鉄鋼産業や輸送機械などの工場が増えています。
産業の発達や公共施設や道路などの整備、子育て支援などで移住・定住を積極的にサポートしている島根県。島根県の各エリアごとに、1,000万円台前後から家が建てられるハウスビルダーをまとめています。
古事記や日本書紀でも知られている歴史ある地域です。出雲大社や荒神谷遺跡などの史跡や神社が多く、観光地としても有名です。山と海、平野、川、湖と自然が豊富で、市内の整備と子育て支援の充実から定住・移住地としても注目されています。
出雲市内でローコスト住宅が建てられる
ハウスビルダーをチェック
中国山地の北側、日本海に面する島根県は、春から秋にかけては温暖な気候で過ごしやすく、日照時間は東京よりも長くなっています。ただ、梅雨時は前線の影響から集中豪雨が起こりやすくなっており、冬は日本海からの気流の影響で寒さが厳しく、山間部では降水量が多いです。
島根県では山陰地方独特の伝統的な暮らしが今でもみられるエリアです。冬になると北西からの季節風で雨や雪が吹き付けるので、特に風対策には様々な工夫がされています。そのうちの一つ、黒松を垂直に刈り揃えた出雲斐川の築地松は有名です。北西方面の外壁はモルタルを厚めに敷いたり、外装材用トップコートを施すなどしっかりとした防水対策が必要です。
石見地方では、日本三大瓦の一つである「石州瓦」の産地として、家の屋根材につかわれているのが見られます。雨や風に強いだけでなく遮音性にも優れているので、雨音が室内に響きにくく、結露や雨漏りも防ぐと、雨の多い島根県での家づくりに欠かせません。高温で焼くので強度が強く、日本海側の豪雪地帯などにもピッタリです。ちなみに、島根半島近辺では地産の来待石を加工した棟抑え「棟石」を屋根に乗せる伝統的建築もあります。
その他、豊富な山林資源から島根県産の杉が家づくりでよく使われています。調湿効果に優れているので、湿度が高くなりがちな山陰地方にぴったりです。